吹パ BrassBand Paradise

コラム

吹奏楽をもっと楽しむ読み物。演奏のヒントや大会の見どころをお届けします。

運営よりコラム

幕間、1か月。いただいたご意見と、これからの運用のこと

数十件の声と、客席のスマホの現実。それでも「面白い」と言っていただけたから——「会場」と「配信」の2つの入口に変えます

8月2日に「幕間(まくあい)」を公開してから、1か月あまりが経ちました。この間に、数十件のご意見をいただきました。使い勝手のこと、客席のスマホについての厳しいご指摘、なくしてほしいという声、そしてご提案。まず、そのすべてに感謝します。ここでは、いただいた声から吹パが受け止めたことと、それを踏まえてこれからの幕間をどう運用していくかを、全部書きます。

読む
データ分析コラムパートリーダー限定

残り37席。全国で最も多く鳴る課題曲と自由曲は、もう見えている

決定64団体の曲目 × 全国大会10年・897演奏——課題曲・自由曲・出場団体の潮流を読む

8月30日、関西大会の高等学校の部が終わり、第74回全日本吹奏楽コンクールの椅子は101席のうち64席が埋まりました。残りは37席。決まっていないのは関東の3支部(東関東・西関東・東京都)の全部門と、東北・東海・北海道の大学・職場一般だけです。今年のコンクールの大勢は、もう見えています。ここでいちど腰を据えて数えてみます——全国の舞台でいちばん多く鳴る課題曲は何か、自由曲は何か、その顔ぶれはこの10年でどう移ってきたのか。決定64団体の曲目と、全国大会10年分・897演奏の記録から読み解きます。

読む
全国大会コラム

全国へ行く64団体——2026年・全日本コンクール出場団体一覧

2026年8月30日時点/支部別マップと部門別一覧・課題曲と自由曲つき

第74回全日本吹奏楽コンクール全国大会への出場が決まった64団体を、日本地図の支部別マップと部門別の表で全部並べました。県、勝ち抜いた支部、そして分かっている団体は課題曲と自由曲も。部門ごとの期日と会場(大学10/24・職場一般10/25・中学校10/31・高等学校11/1)、そしてまだ決まっていない支部の日程まで、いまの全体像が1ページで分かります。行ってらっしゃい。

読む
データ分析課題曲パートリーダー限定

支部大会はⅣの土俵になる — 進出151団体の課題曲を先読みする

県大会を勝ち抜いた団体の課題曲を集計/Ⅱは判明4団体、すべて東海へ

きょう8月16日、東京都の一次予選が幕を閉じ、コンクールはいよいよ支部大会のシーズンに入ります。北陸のようにすでに支部を終えて全国代表が決まった地域もあります。ここでひとつ、先回りできることがあります——コンクールの課題曲は、地区から全国まで途中で変更できません。つまり、支部大会でどの課題曲がどれだけ鳴るかは、県大会が終わった時点でもう決まっている。吹パに集まった支部進出団体のデータで、その勢力図を先読みしました。

読む
速報コラム

【速報】2026年、全国への最初の切符——北陸から7団体

第67回北陸吹奏楽コンクール(8月9〜11日・金沢歌劇座)全74団体の結果から

夏がはじまりました。8月9日から11日にかけて金沢歌劇座で開かれた第67回北陸吹奏楽コンクールで、2026年シーズンで最初の全国大会代表が決まりました。全国の支部大会でいちばん早い日程です。舞台に立った74団体のうち、全日本吹奏楽コンクール全国大会へ進むのは7団体。45年ぶりの大学、13年ぶりの中学校、そして初めての全国。一つひとつの名前と、そこに至るまでの道のりを記録します。

読む
運営よりコラム

客席のスマホと、緊急速報のこと——「幕間」の作法を強くしました

大会運営に携わってこられた先生からのご意見に、吹パはこう向き合いました

大会の運営に携わってこられた先生から、「幕間」へのご意見をいただきました。客席のスマホは、演奏の敵になっていないか——。調べて分かったのは、「緊急速報はマナーモードでも鳴る。止まるのは電源を切ったときだけ」という事実でした。吹パが考えたこと、そして実際に直したことを、全部書きます。

読む
規定解説コラムパートリーダー限定

コンクールで歌っていいのか、立っていいのか

ガッツポーズ伝説まで——規定の原文と28年の変遷で読み解く

「コンクールで歌っていいの?」「ソロで立ち上がってアピールするのはアリ?」——埼玉県大会・高等学校の部をきっかけに、ネットで議論が起きています。実は吹パ!運営も現役時代、どちらも「ルール違反」と怒られた世代。おまけに金賞発表でガッツポーズをして「あれで代表を外された」と言われた経験まであります。本当にそうなのか。全日本吹奏楽コンクール実施規定の原文と、四半世紀ぶんの改定履歴に当たって、「やっていいこと・ダメなこと」を昔と今で整理しました。読み終わる頃には、賞発表のガッツポーズ伝説がなぜ生まれたのかまで分かります。

読む
データ分析課題曲パートリーダー限定

課題曲で金賞率は変わるのか — 8月9日、568団体の答え

20大会・443団体の確定結果で検証/今日からの仕上げとパート別処方箋

コンクールは今、地区予選から県大会、そして支部大会へと進んでいます。8月9日時点で吹パに集まった2026年度・全日本系統の確定結果は7,080演奏。そのうち「どの課題曲を吹いたか」まで判明している568団体を集計して、ひとつの問いに答えました——課題曲の選択で、金賞率と代表率は本当に変わるのか。答えは「変わる」。しかも、想像よりずっと大きく。

読む
新機能コラム

会場のあの「すごい…!」を、そっと分かち合う——新機能「幕間(まくあい)」

会場でも、配信でも——感想バルーンと金銀銅予想の空間

コンクールで1団体の演奏が終わった瞬間の「すごい…!」「いけるかも!」。あの気持ちを、同じ瞬間を追いかけている誰かとそっと分かち合える新機能「幕間(まくあい)」を公開しました。感想はアバターと一緒にバルーンで流れ、金・銀・銅の予想はリアルタイムでグラフに。会場にいる人も、配信で観ている人も入れる、音のないお祭りです。

読む
データ公開コラム

全日本吹奏楽コンクール、第1回から全部そろいました

74大会・5,241演奏を無料公開。いちばん吹かれた自由曲と、いちばん金賞を獲った団体

1940年11月23日、橿原神宮。全日本吹奏楽コンクールの全国大会は、そこから始まりました。吹パ!はこのたび、第1回(1940年)から第73回(2025年)までの全国大会を、1演奏ずつたどれる形ですべて公開しました。合計74大会・5,241演奏。せっかく通史がそろったので、86年ぶんを数えてみます——いちばん多く吹かれた自由曲は何か。いちばん金賞を獲った団体はどこか。

読む
大会情報コラム

熊本県吹奏楽コンクール、地震の影響で代表選考会が中止に——代表は臨時理事会で決定

7月29日・30日の開催中止と代表決定、小学生バンドフェスティバルの8月7日への延期について

7月28日に熊本県で発生した地震の影響で、熊本県吹奏楽コンクールの代表選考会(7月29日・30日)が中止となりました。九州大会・南九州大会への代表は、7月29日の臨時理事会が県大会の審査結果に基づいて決定。小学生バンドフェスティバルは8月7日(金)・荒尾総合文化センターへの延期が決まりました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

読む
データ分析コラム

トップバッターは、やっぱり不利だった

42,650演奏で検証した「演奏順」と金賞・代表の関係

「午前の一番手は金賞が出にくい」——吹奏楽の現場で昔から言われてきたこの通説を、吹パ!のデータベースにある42,650演奏(2,210部門・1995〜2026年・44都道府県)で検証しました。結論から言うと、通説は正しい。1番手の金賞率は28.8%、大トリは47.1%。しかも不利なのは「午前だから」ではなく「ブロックの頭だから」でした。抽選で1番を引いてしまった団体のための読み方まで、数字で示します。

読む
大会情報コラム

全日本吹奏楽コンクール(第74回)/全日本小学生バンドフェスティバル(第45回)全国大会 概要・出演順(2026)

浜松・府中・大阪。日程・会場・出演順をまとめました

2026年の全国大会、全日本吹奏楽コンクール(第74回)と全日本小学生バンドフェスティバル(第45回)について、主催発表の要項をもとに、日程・会場・出場団体・出演順をどなたでも読めるかたちでまとめました。時刻・出演順は予定、審査員は交渉中です。

読む
審査解説コラムパートリーダー限定

金賞は“上位4割”へ回帰——2026年、全日本コンクールの審査はこう変わる

普門館・名古屋・宇都宮、そして浜松。審査方式30年の変遷を読み解く

2026年、全日本吹奏楽コンクールの審査方式がまた変わりました。「技術」と「表現」を点数化し、合計点の高い順に“おおむね上位4割が金賞”——一部で「昔に戻った」と言われるこの改正は、直近2年の“達成率方式”から何を変えるのか。会場の移り変わり(普門館→名古屋→宇都宮→浜松)と重ねながら、30年ぶんの変遷と現場への影響を整理します。

読む
攻略ガイド課題曲パートリーダー限定

実データで磨く、2026課題曲の仕上げ方

序盤4大会・107団体の結果から読む Ⅰ〜Ⅳの勘所

2026年のコンクールが開幕。県・地区大会の結果から、課題曲Ⅰ〜Ⅳの「選ばれ方」と「金賞・代表への届き方」の実データが出はじめました。最多はまさかの叙情曲Ⅰ、金賞率トップはⅣ——数字が示す今年の勢力図と、本番までに各曲をどう仕上げるかの勘所を、パートリーダー向けにまとめました。

読む
課題曲Ⅰ課題曲

夕映えの丘

森山至貴/第35回朝日作曲賞受賞作品

夕暮れの情景とほろ苦い感傷をたたえた、朝日作曲賞の叙情作。派手な技巧より、澄んだ和声と歌心で聴かせる一曲です。演奏の勘所をまとめました。

読む
課題曲Ⅱ課題曲

ザ・ガーズ

星出尚志/全日本吹奏楽連盟委嘱作品

「ニュー・サウンズ・イン・ブラス」の名アレンジャーが初めて課題曲に書いた、気品と重みを併せ持つ英国調マーチ。スタイルの描き分けが勝負どころです。

読む
課題曲Ⅲ課題曲

あつまれ おもちゃのマルチャ!

伊藤士恩/2年連続の課題曲採用

“マルチャ”はイタリア語で行進曲。ブリキの人形のようにコミカルで、場面転換も豊富な楽しいマーチ。歯切れと発音の吹き分けが決め手です。

読む
課題曲Ⅳ課題曲

管楽器のためのフィナーレ

伊藤康英/全日本吹奏楽連盟委嘱作品

「ぐるりよざ」で知られる重鎮が約30年ぶりに書いた課題曲。ソナタ形式でがっちり組まれた構築美の一曲で、4曲でいちばん手ごわい上級者向けです。

読む